KINOTTOで使用しているコットンのハナシ

KINOTTOのカットソーやタオルの素材として使用しているコットン。
このコットンと出会ったのは、お世話になっている紡績工場に訪れた時でした。

紡績工場とは、糸を作る工場のこと。

糸は、あまりにも身近で当たり前の存在になっていて、日常の中であらためて注目することは多くなさそうですが、編むことでニット製品になり、織ることで生地ができる。私たちのものづくりにも欠かせない重要な存在です。

素材のコットンを求めて伺った紡績工場ですが、素材そのものについてだけではなく、普段の自分達の目線とは全く違う角度からの様々なお話も伺うことができ、それはどれも興味深く心に響くものばかり。
KINOTTOは興味津々でいろいろ質問させてもらいました。

その一つが世界中の綿花畑についてのお話。

枯れ葉剤がまるで当たり前のように使われている現状や児童労働をめぐる話など、人道的にも許されない内容が見過ごされてきている状況は、本当に耳を塞ぎたくなるようなものでした。

けれど、自分達はその現実から決して目を逸らさず、非人道的なことが行われないよう、この仕事が「みんなが幸せになれる仕事」となっているのかを重視し取り組まれているというお話。
そしてさらに、取引する農場には必ず赴き自分達の目で状況を確かめるだけでなく、より良い環境を目指し信頼関係の築ける方としか契約をしないというお話には、安心すると同時にとても心強く感じました。

信頼でき尊敬できる方々との繋がりは、いつでも私たちのものづくりに勇気と前を向く力を与えてくれます。

 

写真は、そのときそっと分けていただいたコットンの原綿(糸の材料となる綿花の綿毛を摘んだもの)。お気に入りの3種類を並べてみました。

ぱっと見でも伝わる色や表情の違いはもちろん、肌触りや特性もそれぞれどれも個性的で魅力的。ひとことでコットンとはいっても、その原料にはこんなにも大きな差があります。

真ん中にあるKINOTTOのコットンは、栽培される土地の環境からふくらみ感が抜群で、白色度が高く、上品なツヤもあるのが特徴。

KINOTTOのカットソーやタオルなどの商品を通じて、この紡績工場がつくりあげる綿糸の魅力も感じていただけたら嬉しいです。